>>106「……」 授業が始まりマルテは凛の様子を伺う。彼女が授業を聞き取れなかったときのために今度ノートを見せてやろうと思っていた。>>107「っ……」「橋田さんっ。いま手当しますからね」 橋田は返答せず、悔しそうに目をそらした。雪は橋田に駆け寄って手足の怪我の手当をする。