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>>116
「っ……お嬢様を傷つけるならお前を殺す」
　化け物が現れると橋田は庇うように雪の前に出てナイフを出す。
「ま、まってください橋田さん……わかり、ました。私も橋田さんも連帯責任で、あなたに従属します」
　雪は橋田が彼に勝てないことは分かっていたため制止して言う。
「いいですね、橋田さん」
「っ……お嬢様が、そういうなら……」
　橋田は警戒心を解かないが、雪に言われれば了承はして。