>>30「す、すみませんっ」 生徒はアドバイスを受けながら慌てて謝っていた。「……あ、あの。ありがとうございます……お強いんですね。怪我はありませんか?」 雪は親の雇った護衛等でなく教師に守られる状況に少し驚き、強さに警戒心を上げる。 手に怪我がないか確認しながら、彼は物理的な魔法は無効化できないのだろうと仮定付ける。