>>480「……っ…」ちら、と胸を見れば、確かに突起に付けられたピアスから伸びるチェーンはしっかりとレイモンドさんが握っていて、離す気配もない。壁や天井にもし金具があるならそこに繋げる、という手もなくはないと感じる。気付けば痛みは快楽に変わっていて、彼の言葉にどう返答したらいいのかわからず、ただこくりと頷いた。