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>>201

ふふ、タラシだなんて照れますねぇ。
……スッ(握手)
あまりに大好きです。目立つし痛い(でもちょっと嬉しい)って思ってたら、最終的に相手の歯を見るだけで思い出して感じてほしいです。
縛られてるのも芸術的ですよね。
あら大型なんですか。ふふ、でしたら中々ヤバいでしょうね。
おっと、辞めときましょう。私はわりと闇側の腐女子なので。


自分以上に焦る相手にすこし嬉しい気持ちになってしまいながら、すみません、と小さく呟いて。撫でやすいように少し屈む。
頬を染めあわあわと動揺した相手に記憶を失う前の自分はまだ手を出してなかったのかと内心で少し驚きながら、安心させるように微笑みかける。
そのまま安心させるべく大人しく手を引かれていたが我慢できずに。
「……思ったより大胆なんですね」
と、意識させるように呟いて指を絡めて。

ーー

相手の瞳から目が離せずに。ヒート中のナカを触られれば理性が消えていく瞳に小さく喉が動く。
「ん、ぁ…っやだ…ぅ、しーら、だめ、ぁ……あ、ッ…にげて」
甘い匂いが外までしてしまったのか誰かが探す音がして。溶けた頭で戻れないと悟る。逃げてとお願いするように相手に言えば、小さく身を震わせると手で自分の口元をふさぐ。