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>>248
申し訳ありません。最近少しバタバタしまして遅くなりました。
あらら、信じてくれませんか。悲しいですねぇ。うふふ。
いいですね。どれも素敵です。肌が赤くなる瞬間、私も大好きです。
おや、それは楽しみですね。


動揺した相手に内心で可愛いと思いながらもおくびにも出さずに。少しばかり寂しげな表情で相手に絡ませた指を名残惜しげに、意識させるように、すーっと撫でる。
「一応、オレ記憶喪失中なんですけど……からかいすぎたか。まあ、今回もフクズクちゃんにお願いしますか」
そう言いつつも狩りを楽しむかのように目を細めて相手の背中を追いながら自分も記憶していき。相手を追いはじめて。

ーーー

弟子に軽々と抱き上げられると驚いて、嘘…と呆然と呟いていたが。歩きながら魔法を使う弟子の姿を見ると。
「……すごく強くなったね」
ヒートの熱に溶かされたまま幸せそうに笑って弟子の頭を撫でようとして。弟子の低い声と内容に固まってからそっと顔を手で覆う。
「うぅ……むかしは、もっと可愛かったのに」
熱のせいだけじゃない顔の熱さを感じてしまいながら拗ねたようにそう言う。