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>>50

対圭介さん

「あまり無視できない、って…でもあたしのしたい事をしてるだけだし勝手ですよね？」
苦笑混じりに言われた事を此方は此方で確かに家庭教師を担ってもらってる立場だけど、と思いはするも腑に落ちないのかむぅと少し頬を膨らませる。

「！ 其れは狡いですよぉっ、えと…ごめんなさい。」
彼が干渉するようそんな発言をしてくるとは思わず親に告げ口されては困る為、援交相手へ向き直り様子を窺うよう両手を合わせ詫び、素直に今日のところは引き下がって。
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対良太さん

「其れもそうですね…よく日が差してきますし、」
無言の中歩くのは気まずいと感じられたのか、話題を振り少しだけでも笑い掛けられ其れに自身も笑みで返し、歩きつつ燦々と照りつける太陽に手を翳し、人とぶつからないよう軽く晴天を仰ぎ見て。
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対七琉さん

「え、よくやってると云うより友人に良い出会いがあると勧められて其れから偶に、って感じかな。」
此方に顔を向けられたかと思えば、よくやってるのかと問われ友人に勧められたのがきっかけである事を嘘偽りなく其の儘を答え、傍から聞けば笑い事ではないもえへへと苦笑する姿は騙され易く流され易いであろう事を物語って。