炉色「……また。」新しいゴムを取ろうとしている相手に、なしではやってくれないのか。と思いながら、抱きつくのをやめ相手のが中から抜けるように腰を動かす。燈和「ん、くすぐったい。」とお腹を撫でられて、そう言いつつ、手を握られて握り返しつつも、その言葉に、「綾斗も愛斗も来年は高校生じゃないでしょ。時間取れなくなっちゃう。」気長にと言う訳にもいかない。と少しため息をつく。