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碧海「レイ……！」
レイの声を聞いて、パッと顔をあげる。同時に今の自分の酷い姿をレイから隠さないとと思いながら脱がされた着物を手繰りよせて体を隠す。
レイに抱きしめられると安心して笑っていたが。媚薬が抜けていないためレイの匂いと温度に包まれているとダメなのに、くらくらしてしまって俯く。
「ありがとう。……えっとね、でも今俺体おかしいから」
と少し困ったように笑う。