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変なやつ、と微笑みながら言う彼の姿を目を細めて眩しそうに見つめる。否定の意味合いでしか使われてこなかったその言葉がどうも愛おしく感じて、胸がじんわりと染み渡っていくように温かくなっていく。自分がただの生贄であることは十分承知の上だが、凪紗がまるで恋人に触れるかのような手や仕草であまりにも優しく笑いかけてくれるのでつい勘違いを起こしてしまいそうになる。ぐっと押し込まれた圧迫感も、苦しい程に茹るこの熱も頭をおかしくさせるに十分な材料たちで、喉奥から女人の声が溢れ出て止まらない。

憂斗「ぅ、くぁｯ…、！ひ、…ｯぁ、んんｯ、！」

ゆっくり動き出したそれはこりこりと優しく前立腺を撫でるように刺激し出して、またビリビリと脳を沸騰させてしまう程の快楽を引き摺り出してきた。動いたことで布団と肌が擦れ、それもまた微弱な熱を産んでいく。二、三回以上出してバテている筈の下半身はいつの間にかまた顔を上げていて、迫り来る排泄感に震えていた。