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>>450

ルイ「……直接ルエラ様と時雨様が争いに参戦する事はなかったのですが、酷い戦いで最終的に神の一族が勝ちほとんどのメデューサは亡くなりました。それから神の一族は"メデューサは危ない生き物だ、100年に1度生贄を出さなければ村が襲われてしまう"とありもしない決まりを作り、その決まりがルエラ様を完全に街の悪にしたのです。」
(耳が下がりながらユラユラと少ししっぽを寂しそうに揺らして言って)
「生贄の決まりを知ったルエラ様はメアエリー様を連れて逃げようとしました。しかしメデューサのルエラ様以外の最後の生き残りに見つかり"人に恋をしたからこのような事になった。お前にはその罰で呪いをかけてやる"と言ってルエラ様に人に恋をすると石化する呪いをかけて亡くなりました。それを聞いたメアエリー様はルエラ様を死なせる訳にはいけないと二度と会えなくなるにも関わらず街に帰りました。しかしメアエリー様はメデューサと付き合っていた人間として街の噂になり、最後は街にとって害になる人間と死刑になりメアエリー様は亡くなりました…。」
(その報告を聞いた時が1番悲しかったのか俯きながら言って)