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将軍様
「！　隆臣っ、おはよ！」
　イリアは隆臣を見て嬉しそうに微笑み飛びつく。しかし暗い顔をしているのを見て眉を下げた。
「気にしないで。大丈夫よ、必要なら護衛を雇うからっ」
　あまり心配している様子はないが、後ろからシャッター音がして驚いて振り向く。イリア達から少し離れたところで男がイリアのスカートの下を撮っていた。
「っ。ちょっとなにしてんのよっ」
　イリアは赤面して怒るが周りの人たちは特に男を責める様子ない。それどころか他の者たちも勝手に写真を撮り始めイリアは戸惑っていた。