将軍様「えっ? っ……わかるわけ、ないでしょ」 イリアはわざと習っていない問題を出したのかと恨めしそうにして言う。「っ? ……わかった。いいぜ協力してやるよ」 不良たちにとってはこれ以上ない取引なため、不良たちは笑って承諾する。 紗希は見えないながらも今のうちに逃げようと立ち上がり壁に手をついて歩きだした。