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>>33

「其れは…み、見えねぇ、けどっ。なぁ、授業始まっちゃうだろッ、頼むから見逃してくんね？」
ふるふる首を振り、戸を閉め切ろうとしていたも間に合わず、相手側へ引き寄せられ其の儘トン、と彼の胸元へ当たり見上げて頼み込む。
周囲に人の気配が感じられなくなってくると、休憩時間が終わりに迫っている事を悟り、此の儘居れば不良とは云えサボれると好都合に到底思えず。
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滾りますね…。人居るのにも関わらず必死に堪えているそんな気も知らないで声出させるのに態と激しめにされたりなんかも…堪らないです。其れに涙目で睨み付け訴え掛けるよう見据えちゃうんですよ。あと、不覚にもキュンとしちゃったり意識的に仕掛けていたのが衝動的になっちゃったり。