「引かないでくれてどーも、です。」ほっと安堵しつつも、ふにゃって、ふにゃってる、と微笑む彼の表情に此方まで頬が緩みそうになるのを堪え、ぺこりと軽く頭を下げ。「……。」自身も着替えを済ませ、舞台裏から出てくれば先輩女子から囲まれ、沢瀬の方はウィッグ等で今のところバレていなかったのか『私達もお姫様扱いされたーい。』とキャッキャ、東風谷の方ばかりに絡み、彼との態度の差は何たる事や、な感じにうざがって。