15歳以上向け小説投稿サイト「大人小説☆カキコ」。超本格派から秘め事・過激な小説まで！

科月「………。毎日毎日、此処はいつからアンタのアパートになったんですか？牧野さん」
牧野さんに出会ってからは此れが最初の冬、外から帰って来た俺は、居座っている彼を前に突っ立っている。最近はいつもこうだ、然し今日は何も知らされずに家へ押し掛けられていた。合鍵を預けたのは俺だが、だからと云って了承も得ずに矢鱈来て良い訳ではない。相手に近付くと思わず俺は彼の両頬を片手で鷲掴み、口にして。
＿＿＿

氷室「………。」
二人して雨に降られる中、雨宿りしている訳だが一向に止む気配はせず、其れどころか降り頻り、顔色は悪く。
＿＿＿

遅くなりすみませんっ。