「はい、お食事まで戴いたんですから、洗い物くらいはしないと」洗い物の礼を言われ、小さく首を横に振り苦笑を溢す。そこで数秒口ごもるが、照れたように告げた。「それに可笑しな話だと思われるかもしれませんが、こうやって神崎さんと洗い物するの、結構楽しかったです」