夕飯を食べ洗い物を終え、気がつけば随分長居をしてしまった。本来恋人でもない男性の部屋に夜遅く居るのは、褒められた事ではないだろう。だが、それ以上にもう少し彼と居たいという気持ちが勝る。「えっと、お茶いただきます。もう少しお話したいので、お邪魔でなければ」戸惑いと微笑みを合わせた声で彼を上目遣いで見つめ。