あれから荷物を片付け終え、休憩していると気がつけば夕方になっていた。「お腹すいたな」冷蔵庫には此所に来る前に買った飲み物しかない。当然食材もないので、これから買い出しに行かねばならないのだが、そこからさらに夕飯を作るのはさすがに億劫に思えた。「仕方ない。食べに行こう」身支度を軽く整え、玄関に向かいながら『この辺に良い店はあったか』等と考え、玄関を出た。共用廊下に出ると、隣の部屋の扉が開くのが見えて。「あ…」(ありがとうございます)