「…っ、おやすみなさい」おでこにキスをされ、頬を薄紅してこちらも自室に入る。「びっくりした…」玄関の鍵を閉め、リビングに入ると呆けた表情で自身のおでこに触れる。「あ、とりあえず登録しておかないと」鞄から名刺入れを取り出して、彼のアドレスを書かれた紙を手に取る。そしてそれを自身のスマホに登録した。