お摘みやお酒を口にしていると、酔いはさらに廻りブラウスの鈕をもう一つ外してしまう。「伊織さん、もう飲めないです」彼に擦り寄り、上目遣いで見つめる。「あの、キスしても良いですか?」普段ここまでお酒を飲む事はないのだが、彼に勧められるとつい飲み過ぎてしまった。酔いのせいか理性は薄れ、瞳を潤ませて。