彼の手が触れる髪も腰も、お尻への感覚にも酔いしれそうになりながら、囁かれる声に理性は蕩けていくばかりだ。「寝室に、行きましょうか」ソファから立ち上がり、彼の指に指を絡めて、寝室へと誘う。寝室は薄暗いが、ベッドに付属している間接照明を付ければそれなりに柔らかな明かりも灯るし、部屋の照明は入口のすぐ隣についていた。