「あっ…また撮って?」動画を撮られている事に気づくとコートの前を両手で隠してしまう。しかしここからコートを無しで帰宅するのは恥ずかしいなと思い、再びゆっくりとコートの前を開く。「いやらしい…言葉ですか。ん…伊織さんの事を思っていたら、あそこ…濡れてしまいました」スマホに前屈みになるようにポーズを取り、頬を赤く染め潤んだ瞳で呟く。