下品な笑顔等と言われても、嫌いな男の前でどう笑えというのか。(伊織さん…。ごめんなさい)心の内で謝り、助けを求めたい気持ちを抑えて嫌いな男の顔を見る。「早く、ちょうだい?」悔しさと悲しみで瞳を潤ませながら、まったく蜜のない秘部を指先で広げ、艶やかな表情で悦に微笑む。欲しい気持ちもない、寧ろ逃げ出したいが、写真等を流されては困る。そう思い、諦めたよう瞳を附せて。