抵抗する事も叶わない。ならば彼の好きにすれば良い。嫌悪な表情も今は薄れ、光の薄い瞳で無表情に彼のモノを綺麗にしていく。(伊織さんのならば、彼が喜んでくれるだけで嬉しかったのにな…)嫌いな男の白濁を舐めとりながら、愛しい恋人の事を思う。そうする事で、目の前の事から目を伏せるように。