飲み物や摘まめるお菓子を用意し終え、明かりを消した彼の隣にそっと近寄る。「えと…、重かったら言ってくださいね?」彼の膝に座り、上目遣いで問う。薄暗い部屋でホラー映画を見るのは、彼と離れて見る勇気などなかった。