「嫌じゃない…です」彼の言葉に頬を薄紅染め、ふわりと彼に抱きつく。恋人である神崎に触れられるのは心地好く、甘美な事も恥ずかしい事も彼とならば幸福だと思うからだ。だが今触れられると今度は映画に集中出来ないかもしれないなと苦笑してしまう。