太股を撫でられながら彼の様子を見ると、彼の視線は映画に向いていた。彼の表情をちらりと見て再び自身の太股を撫でる彼の手を見直すと、瞳を細め数秒悩みこちらも映画を見始めた。落ち着いたシーンはやはり興味深いが、主人公が恐怖に追い詰められるシーンになると彼の服の裾を小さく掴み寄り添う。