背を向けた彼の背中に程好い温度のシャワーの湯を掛けていく。「えと…ボディーソープは、これですね」濡らしたタオルを片手にボディーソープのボトルを探すと、彼の少し前にそれらしきボトルを見つけた。ボトルを手に取ろうとする際、つい彼の背に両胸を押し付ける姿勢となってしまったが、無意識なのか秋梨は気にせずボトルを取り彼の背から胸を離した。