大人なりきり掲示板
- Re: 硝子瓶の金平糖(NLR18、1対1) ( No.73 )
- 日時: 2022/01/16 14:32
- 名前: 白楼雪 (ID: ZaRDEJta)
「あ、ありがとうございます。お邪魔します」
出されたスリッパを履き、彼に案内されるままリビングに入る。
玄関からダイニング、キッチンへ向かう彼の後ろ姿を見守ると、自身の住む部屋と造りは同じなのだろうと思った。
秋梨の部屋はまだそれほど物はないが、全体的にナチュラルで女性らしい部屋である。
それと比べて彼の部屋は落ち着いたモノトーンを基調としており、男性の部屋なんだという感情が無意識の内に心に灯った。
「コーヒーをお願いします」
彼を手伝う事も考えなかったわけではないが、初めて入った人の部屋でキッチンに入るのは遠慮すべきだと思えた。
ましてや室内に流れるコーヒーの香りに、きっと彼はコーヒーが好きなのだろうと思えたのだ。
そんな彼がコーヒーを入れる一時を邪魔してはならない。そう思いダイニングの席に座り、彼の様子を見守った。
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