「そう言っていただけて、私も嬉しいです」彼の言葉に微笑ましく思い、水の減った彼のグラスに冷水を足し注ぐ。そうして十数分もすると食事を終え、口元をテイッシュで拭き、ご馳走さまという意図でそっと手を合わせた。