ちらりと彼の方を見ると、彼が真剣にパソコンに向き合っている姿が見えた。その姿に少し魅力を感じながらも、再び小説を読み始める。結論から言って小説の犯人は、主人公の古い友人だったらしい。やはりそれぞれの登場人物について確り書かれた小説は素晴らしいと思い、読み終えた本を閉じた。