>>168「っ…そうね。これにするわ」縄と言う言葉に縄よりはネグリジェの方が幾分か良いだろうと、クローゼットから薄い衣を手に取る。「少し、肌が見え過ぎてはないかしら」薄絹とレースで製法されていたネグリジェを着ると、窓から差す僅かな月明かりで白絹越しに日焼けを知らない肌が透けて見えた。太股や腰、背には時折薄布が触れ、胸の尖りの薄紅も絹越しに僅かに滲み見えていた。