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翌朝も目覚める時間はあまり変わらずにいた。
朝の七時程に起床する生活は、前領主である父上の手伝いを始めた頃から変わらずに続けている習慣だ。
「ん…やっぱり落ち着かないわね」
身なりを整え、黒の背が大きく開いたゴシックドレスに黒のヒール。同色の小さな宝石のピアスをすると、鏡台の前で薄化粧をする。
見た目は何時もと変わらないのだが、今日は下着を身につけず、秘部には昨夜遅くから張り型が埋められたままだった。
「どうぞ。入って良いわ」
扉越しに聞こえた彼の声に僅かに心音が乱れたが、平然とした素振りで答える。


ありがとうございます。