>>266「貴方は、嫌ではないの?その、虐められて悦ぶ女性なんて…」両手をさりげなく下ろし、足を閉じ内太股を合わせながら恐る恐る問うてみる。目の前の彼は、確かにロシャが買い、飼い主として屋敷に住まわせているが、彼を家畜扱いも奴隷扱いもする気は既になく、彼が苦痛を感じるのなら、無理に情事の真似事に付き合わせる事を、ロシャは少し悩んでいた。