「ん…っ、あっ…」彼の言葉に返さぬのを口内の玩具を言い訳にして、切ない喘ぎ声を上げ甘い痺れを感じていた。ロシャも領主である以上子孫を残さなくてはならない。なので何れは、おそらく婿を取る事だろう。貴族か他領の子息辺りを考えていたが、それを思うと何故か気が揺らぎ、今は忘れようと与えられる快楽を思っていた。