「街で出会った彼等は、酷かったもの。苦しかったし、痛かったわ」枷の鎖を鳴らしながら髪を撫でる彼を拗ねたような表情で見上げる。「貴方は、酷い事もするけれど、たくさん気持ち良い事もしてくれるでしょう?けれど彼等は殆ど慣らす事もせずに痛い思いだけさせてきたんだもの。全然違うわよ」ベットの枕を引き寄せ顔を隠して答えた。