「そう、ね。苦痛を悦んでしまうなんて」彼の言葉が最後の一押しとなり、ポツリと認めた言葉を告げる。「けれど、私が貴方の事を嫌っている気持ちに変わりはないわ。私は身体の感覚に納得しただけで、貴方に感じたわけではないもの」彼を睨み付け、快楽に身を堕ちても心は堕ちないと答えた。