オークショニアの言葉に舞台から客を流し見る。「ようこそ御越しくださいました紳士な皆様。本日は私、ロシャを存分に犯し穢してくださいませ」裸体を厭らしい視線で見られても、敢えてそれには気にしない素振りで。背筋を伸ばし顎を引き、透き通るような声で挨拶をした。