「男を抱いた事はないが、流れは話の種程度には分かる」上目遣いに見上げる青年の淡い唇に、紫煙の香りの薄い口づけを重ねる。「酷な事はしない。気を楽にしなさい」唇を離すと青年を抱き寄せ、流れるように抱き上げるだろう。