「恥じらいのない女性がお好みですか?」困ったように苦笑を妖艶に浮かべて立ち上がり問う。彼の言葉しだいでは諦めて裸体を晒そうと思っていた。「お待たせ致しました。新城様」店に現れた新城に店主が挨拶をするが、客寄せの席に椿の姿は無く、新城に気づいた小桜が店主の後ろで不安そうに店の手伝いをしていた。