「ん…っ、あっ…また…」イった余韻の中で責められる快楽は、確かに強く戸惑いはあった。けれどイクには少し足りない甘い痺れだった為、椿の思考は少し落ち着き目の前の殿方の意図を考える余裕があった。彼は、椿の淫らな姿を望んでいるのかもしれない、「やっ…士郎様、イってしまいますわ」ならばイった素振りを見せれば満足するのではと思い、胸でイク振りをしようとわざと艶やかな声で喘ぐ。