新城の言葉に、小桜は呆けた表情を浮かべ、椿は理由が分からないと困惑の表情を浮かべた。「お話は嬉しく思いますが、先ず、なぜ見合いを断られたのかお聞きしてもよろしいでしょうか?小桜、貴女も呆けないで、確りなさい」隣で呆けている小桜の髪を撫でると、小桜ははっと我に返り頷く。