「え?壁にですか?あの、そうしますと、見えてしまいそうな気がするのですが」彼の言葉を聞き壁へと視線を向けると、それを行った時の自身の体勢を想像してしまう。薄暗い部屋ならば多少の羞恥は紛れるが、明るい場では隠しようがないと気づいた。