「ありがとうございます。貴方様にそう言われると、不思議と恥ずかしさも和らぐ気がします」薄い布団を抱いていた両手は布団から離れ、彼の逞しい腕に手を伸ばす。その際薄布団が捲れ落ち自身の上半身の素肌が露になってしまうが、先程よりも羞恥が薄れたのかあまり気にならずにいた。