「愛しい殿方でなければ、平手打ちをしているところですよ」モノを抜き布団に下ろしてくれた彼に、困ったように微笑み彼に抱きつく。「ですが、私を気持ち良くしようとしてくれたのでしょう。なので、少し仕返しをさせて戴けるのなら許します」彼の耳元で囁き、悪戯を楽しむように小さな笑い声を溢す。