「あぁ…!…はぁ…っ」十数発は打っただろうか。バニーガールは潮時と思い、鞭を片付け舞台裏に去った。白蓮は舞台中央にて疲れ蹲っていたが、司会が指示を飛ばすと、二人のバニーガールが白蓮を無理矢理立たせ、観客に最後まで見えるようにしていた。「そこの方倍ですね!おぉ!そちら三割更に上がりました!」鷹司の倍のサインに対して、もう一人。一騎討ち状態で値を吊り上げる者がいた。