「畏まりました。ご主人様の仰せのままに」主の言葉に少し気分を害したように数秒動きを止め、けれど諦めたように一度菖蒲は白蓮の上から降りる。「少し観にくいかもしれませんがこれならば、よろしいでしょうか?」身を起こした白蓮を誘うように互いの指を絡め、菖蒲と白蓮がベッドに横になると、菖蒲は白蓮の背を撫でる。「ありがとうございます。私も菖蒲さんに触れやすく、助かります」白蓮の方も菖蒲の背から尻に掛けて手を這わせ撫でていた。