「ありがとうございます。では、白蓮を拘束したまま、ご主人様と私の情事の様を見せつけるというのはいかがでしょうか?私には良い褒美、彼女にはそれはそれは良い罰になるかと思います」菖蒲は愉しそうに微笑み、提案を口にした。「なっ…それは」白蓮は菖蒲の提案に、明らかに動揺を見せる。菖蒲の、新入りである白蓮への嫉妬から、先程からの意地悪には薄々気づいていたが、主と他の者が楽しむ様を見せられる等、白蓮の嫉妬と恋慕を煽るには充分だろう。