「ここの部屋で…。ありがとうございますご主人様」玩具の揃った部屋に連れていかれると菖蒲は新たな玩具を与えられた子供のように悦び、主に感謝する。「え…っ、あの!ご主人様」対して白蓮は怯えた表情で部屋を去り行く主を見送った。「さあ、少しばかりご主人様に気に入られたからといって、立場を分かっていない新入りさん。ご主人様が見ていないうちにたっぷり躾てあげるわ」菖蒲は白蓮の首輪の鎖を掴み引き寄せると、意地の悪い笑みを浮かべた。